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ブリヤンヌNEWS~14~

皆さんこんにちは

ブリヤンヌバレエスタジオの更新担当の中西です

 

~“妖精の美学”🌙~

19世紀に入ると、バレエは大きく方向転換します。
宮廷的な秩序や権威の表現から、観客の心を揺らす“物語”と“幻想”へ。
これがロマンティック・バレエの時代です🌙✨

この時代に生まれた象徴は、現代のバレエにも色濃く残っています。
トウシューズ、チュチュ、白いバレエ(バレエ・ブラン)、妖精・精霊・幽霊の世界観…。
バレエが「夢と儚さ」を踊る芸術へ変わった背景を見ていきます🩰


1. ロマン主義の波が芸術を変えた📖🌙

19世紀ヨーロッパでは、理性や秩序よりも、感情・自然・神秘・個人の内面が重視されるロマン主義が広がります。
文学や絵画、音楽と同じように、バレエも「心を震わせる幻想」を求められるようになります✨

そこで人気になった題材が、

  • 妖精

  • 精霊

  • 亡霊

  • 森の世界

  • 夜の世界
    といった、現実と非現実の境界を漂う物語です🌲🌙


2. トウシューズの登場で「浮遊感」が芸術になった👠✨

ロマンティック・バレエの象徴が、トウシューズです。
つま先で立つ技術は、それ以前にも試みはありましたが、この時代に「妖精のように軽く見せる」ための表現として重要になります🩰✨

トウシューズは、単なる技術の進化ではありません。
観客に“地上から離れた存在”を感じさせる装置でした。
足元が浮くことで、踊り手は人間ではなく、精霊や妖精のように見える。
バレエの身体が“物語の存在”へ変わった瞬間です🌙✨


3. チュチュと白いバレエ:視覚的象徴が完成する🤍🩰

ロマンティック・バレエでは、衣装も変わります。
膝下丈で柔らかい素材のロマンティック・チュチュが登場し、白い衣装の群舞が幻想的な光景を作ります🤍✨

この「白い群舞」は、後の『白鳥の湖』にもつながる美学です🦢
同じ動きを揃えることで、個人ではなく“精霊の集団”としての存在感が生まれ、舞台は一気に夢の空間になります🌙


4. 女性が主役になった時代👑🩰

ロマンティック・バレエの最大の特徴は、女性が舞台の中心になったことです。
妖精や精霊の役は、当時の観客が求めた「儚さ」「繊細さ」「理想化された美」を体現しました✨
ここからバレエは、女性ダンサーの技術と表現を中心に発展していきます。


5. 現代に残る“幻想バレエ”の基礎🌙🩰

ロマンティック・バレエが残したものは、現代でもはっきり見えます。

  • トウシューズによる浮遊感

  • チュチュの象徴性

  • 白い群舞の美学

  • 女性が主役の構造

  • 幻想的な物語世界

これらが揃って、バレエは「現実を超える芸術」になりました😊✨